下処理に手間が掛かるから安い
ぼんじりを食べたことのある方は、中から骨のようなものが出てきた経験はありませんか?
ぼんじりは羽毛や羽毛の芯、骨が内部に残っていることがあります。下処理をしっかりしていないと、羽毛等が残ったまま調理されてしまうわけです。
そして、下処理が面倒だからぼんじりは安くなっています。
下処理で必要なのは、羽毛等の除去だけではなく、油壺と呼ばれる器官の除去もあります。油壺は食べることも出来ますが、癖があり風味が損なわれることもあるため除去する方も多いです。
それらの下処理の時間を合わせると一個あたり数秒から十秒程度かかってしまうこともあります。
ぼんじりの下処理方法の基本
下処理では骨抜きを使用します。スーパー等で販売されているぼんじりは、そのままの状態だと、羽毛の根本の部分が残っていることも多いです。
そこで骨抜きを使って、一本ずつ抜いていく作業を行います。骨の折れる作業ですが、美味しくぼんじりを食べたいならしっかり行う必要があります。
ちなみに、骨抜きがない場合はピンセットや毛抜でも代用可能です。また、指の爪で挟んで抜くこともできます。
全て取り除いたら、皮を引っ張って内部から出てくる油壺を除去します。油壺は基本的に2つ付いていますので、両方とも指で取り除いてしまいましょう。
最後にぼんんじりの中骨を取り除いて完成です。
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