藤間紫の若い頃の浜木綿子との関係は？女優としての活躍や息子との関係も解説

浜木綿子と市川猿翁の家庭を崩壊させた藤間紫

夫がいて子供もいる女性に自分の夫を奪われ、自らの家庭が崩壊した当時の心境を浜木綿子は、悔しくて悔しすぎると涙もでない、大声で叫びたいと何度も思った、と語っています。

浜木綿子にとって藤間紫は自身の家庭を持ちながら、浜木綿子の幸せな結婚生活を壊した憎い存在となりました。藤間紫を連想させる紫色を嫌い、目のつくところには紫色のものを置かないという姿勢は、心の傷を表しているかのようです。

息子である香川照之は浜木綿子から、市川猿翁を越える大物になるように、といわれてきました。また歌舞伎には触れてはいけない環境で育ち、感情を抑制させていったのです。

東京大学卒業後、役者の道を歩むなかで自身も家庭を持ち一男一女をもうけました。香川照之は市川猿翁の血を途絶えさせたくはないと、幼い子供と共に歌舞伎界入りをします。

浜木綿子は香川照之の背中を押したといいますが、かなり複雑な気持ちであったことは推測できます。

藤間紫と市川猿翁の同居が開始し結婚生活はわずか3年で終了

女優の浜木綿子と歌舞伎俳優の市川猿翁は結婚をし、のちに俳優で歌舞伎役者となる長男の香川照之をもうけます。

しかし結婚した翌年には藤間紫には夫も子供もいるなかで市川猿翁と同居を開始、このことが原因で浜木綿子は結婚から3年で離婚をすることになったのです。