第12世代のプロセッサであるAlderLake
AlderLakeはインテルが販売しているプロセッサです。同社の第12世代プロセッサとして開発された製品で、AlderLakeとは製品のコードネームのことです。
インテルでは数多くのプロセッサを開発しているため、それぞれの製品をわかりやすくするために、独自のコードネームがつけられています。
AlderLakeの名前の由来となっているのは、アメリカのワシントン州にある湖です。
製品としてのAlderLakeの特徴は、従来の同社のプロセッサと比較しても、非常に性能が高いことです。
ハイブリッドアーキテクチャに基づいて設計されていることが特徴で、PコアとEコアをそれぞれ使用して作られています。
2種類のコアを使用しているAlderLakeのCPU
2種類のコアをCPUに使用することには、数多くのメリットがあります。
Pコアは処理性能を重視して設計されているコアで、シングルスレッドの性能が非常に優れていることが特徴です。複雑な計算が必要となるタスクを処理する場合に向いているコアです。
ゲーム用のパソコンにも適しています。
もう一つのEコアは、使用する電力の効率を重視して設計されています。マルチスレッドの性能が優れていることも、Eコアの特徴です。
AlderLakeではこれらの2つのコアを適切に使い分けることで、プロセッサの処理能力を向上させています。
それぞれのタスクを適切なコアに振り分けるための機能も、AlderLakeには搭載されています。
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