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Vtuber四天王のルーツは?現在のにじさんじなど人気登録者のさきがけ的存在を調査

Youtuber
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すべての始まりは初音ミク

現在では登録者数が100万以上となっているVtuberですが、その始まりの存在はやはり「初音ミク」です。初音ミクは2008年に個人プログラマーが開発したソフトであり、プログラムで作成したキャラクターに言語プログラムを入力することで話せるようにしたバーチャルキャラクターです。言語プログラムにはまだ当時無名だった声優の声を許可を取ったうえで抽出し、それを初音ミクに話させるという形になります。

現在のように仮想空間でキャラクターを作ることに関しては黎明期であり、技術力もそこまで高くないので声もどこかロボット口調になってしまうぐらいのレベルだったのです。そして好きな言葉を話させることはまだできなかったため、最初の初音ミクは自身で作成の歌や既存の歌を曲に合わせて歌わせるバーチャルシンガーとして利用されます。

当初は趣味の範囲で楽しむ程度だったのですが、この流れが変わったのがユーチューブなどの動画サイトが人気を集めるようになったときです。動画サイトに初音ミクに歌わせた曲をアップロードすることで、自身が作詞作曲もしくは既存の好きな歌を歌わせることができることが受けて爆発的にヒットし世界中に愛好家が生まれるほど認知度が広まります。

Vtuberとしてデビューを飾ったのがキズナアイ

動画サイトの人気が集まることによって初音ミクが世の中に広まったことで、バーチャルキャラクターに関する関心度が高まることになります。そして2008年に初音ミクが登場してから個人プログラマー同士が協力して性能を高めることによって、初音ミクはロボット口調から少しずつですが人間が話す口調へと進化を遂げます。

そして人間が話す口調に近づくことによって、初音ミク以外のキャラクターを作ろうという機運が高まります。その研鑽の結果として生まれたのが、2018年に初のVtuberとして誕生した「キズナアイ」です。