三浦知良年俸推移は？ブラジルから横浜FC移籍のキングカズ選手年俸推移紹介

ブラジル時代の年俸(1990年まで)

静岡で誕生したカズは1980年代当時の日本にてプロリーグが存在しなかった中、通っていた日本の高校を中退してブラジルに渡りました。

そして1986年にようやく名門・サントスFCとのプロ契約を掴みますがW杯に出た事のない国の選手に対する扱いは悪く、年収は一般のサラリーマンだった模様です。

一旦サントスを退団したのち修行を積んだ1990年にはサントス再入団を果たしますが、その頃には選手としての地位を確立していたため、約1億円前後の年俸をもらっていたと言われています。

Jリーグ発足から世紀末までの年俸

ブラジルで成功した選手として日本に凱旋してヴェルディの前身クラブに加入した1990年頃は日本経済のバブル期にあたり、その年俸は約1.5億円でした。

1992年にカップ戦からJリーグが発足して1993年にリーグ戦が開幕すると空前のサッカーブームが起き、各クラブの財政は潤います。そういった事を背景にカズの年俸は推定2.5億円まで跳ね上がり、サラリーに関する事は当時のスボーツ紙を賑わせました。

なお、1994年からアジア人初のセリエAプレーヤーとしてデビューしましたが、イタリアでの日本人選手に対する評価は低かったため年俸はかなり落ちたようです。

1995年夏に日本復帰した頃にはJリーグブームが終焉していたものの、カズはヴェルディに復帰してから1996年に得点王を獲得するなど大活躍しました。

ヴェルディ川崎に多大な貢献をしている事が評価され、各クラブの財政難が表面化する中でもカズは1990年代後半に2億円台の年収をキープします。