霊王を守る零番隊のリーダー
兵主部一兵衛は、BLEACHの舞台で、死神の世界を構築している霊王を守る零番隊のひとりです。零番隊の中でもリーダーのポジションで、霊王を狙うユーハバッハに、最後の敵として立ちはだかりました。
その能力は、クインシーが警戒すべき特記戦力の、5人の内1人として計算されています。
そして、普段は穏やかな表情で、和尚というあだ名で親しまれていますが、戦闘になると豹変するという特徴があります。
黒と名前を操る能力
兵主部一兵衛は、一文字という、筆をモチーフにした斬魄刀を使用します。
その能力は、黒を支配できるというものです。黒い色が使用されているものであれば、種類を問わず兵主部一兵衛の支配下になります。
つまり、基本の衣装が黒い死神たちは、必然的に兵主部一兵衛の支配を受けることになります。また、一文字を使用すると、相手を黒く塗りつぶすことが可能です。
そのため、元々は黒とは関係のない相手でも、黒く塗りつぶした上でコントロールできます。
そして、一文字から出た墨に塗りつぶされると、名前を失ってしまいます。全てを塗りつぶされれば、何者でもない状態になり、兵主部一兵衛の支配を受けることになってしまいます。
全てを塗りつぶされることを回避したとしても、一部が塗りつぶされれば、その分の名前と能力を失います。
例えば「腕(うで)」に墨が触れた場合、読み方は「う」となり、筋力や能力が半分になってしまいます。
その他にも、「封」という字で道を封じたり、「隠」という字で大切なものを隠したりという風に、文字に役割を持たせることも可能です。
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