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ほくとらかんげき(北斗羅漢撃)技名の由来!北斗の拳奥義紹介!

漫画・小説
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落ちこぼれの悪役キャラクターが繰り出した奥義

北斗羅漢撃は「北斗の拳」に出てくる北斗神拳の奥義の一つです。両腕を残像が見える程の速さで振り回し、相手に対して無数の突きを浴びせる技です。この技を使ったのは主人公のケンシロウではなく、兄弟子のジャギでした。

ジャギの悪行を知ったケンシロウが戦いを挑んだ際に返り討ちにするべく繰り出した技でしたが、ジャギの実力はケンシロウよりも大きく劣っていたため、速いと称していた突きはすべて防がれてしまいました。含み針というイカサマを行ったこともあり、北斗羅漢撃そのものが弱い技と見なされることもあります。

しかし、北斗羅漢撃のモデルとされている中国拳法の羅漢拳は中国大陸で古くから伝わる由緒ある武道であり、決して弱い拳法ではありません。技を用いたジャギが落ちこぼれだったことや、奥義を繰り出す前に反撃されたことが北斗羅漢撃に弱いイメージが生じた理由です。

北斗神拳の特徴について

北斗神拳は「北斗の拳」に出てくる架空の拳法ですが、他の拳法との大きな違いとして人体を内部から破壊する点が挙げられます。拳法には様々な流派がありますが、そのいずれもが外部からの力で相手の体にダメージを与えています。

北斗神拳は人体に708あるとされている経絡秘孔に強い刺激を与えることで相手の体に致命的なダメージを与えることができる拳法ですが、正確に経絡秘孔を突くには熟練の技が欠かせません。また、同じ経絡秘孔でも突く強さによって効果が変化することから、作中では病気を治す際に経絡秘孔を突いたことがありました。経絡秘孔を突かれた者は体が風船のように膨らんで爆発することが多く、そのことから北斗神拳は過激な拳法と見なされることがあります。

しかし、経絡秘孔は突き方によって効果が変わる他、相手の記憶を消去したり一時的に筋力を増幅させる物もあります。北斗神拳は単なる過激な技ではなく、高度な技能が要求される繊細かつ緻密な拳法と言えるでしょう。