ビアンテの中古車が安いワケ
マツダのビアンテが安く売られているのは、不人気車種であるのが最たる理由として挙げられます。
こちらの車種が初めて発売されたのは2008年のことですが、当時はすでに他メーカーのミニバンがシェアを占め、ビアンテが付け入る隙がなかった実情がありました。
それでも発売当初は、月間販売計画台数の2倍を超えるといった好調ぶりを発揮しましたが、他メーカーの壁は厚く、大人気車種にまで成長することは叶いませんでした。
認知度がそこまで高くないのも、好調になりきれなかった理由に挙げられます。
当時から現在に至るまで、ミニバンと言えばトヨタやホンダ、日産などが代表格で、マツダのミニバンは購買層に深く知られていなかったのです。
知る人ぞ知る車種であったために需要が多くなく、結果的に中古車もリーズナブルに販売されています。
口コミでの評価は悪くない
あまり人気がないマツダのビアンテですが、不人気だからといって車の出来栄えまでもが悪いということではありません。
オーナーからはユーザビリティの高さが評価され、主な購買層であったファミリーからも、走行性能や乗り心地、シートのアレンジ性などが好評を博していました。
デザインに関しては個性が強めで評価が割れるものの、好意的に捉える人も少なくありません。2017年には生産が終了していますが、一部のファンからは惜しむ声もあがっていたようです。
ピックアップ