何故こども食堂に違和感？家庭とは違う新たな居場所の提供の取り組みを検証

家庭に居場所を見つけられない子どもたちに駆け込み寺のような施設が必要

貧困家庭の子どもたちを救済するだけでなく、家庭に居場所のない子どもたちを安心させるために、駆け込み寺のような施設が必要とされています。

民間の子ども食堂だけでは、この機能を果たすことは容易ではありません。児童相談所はその機能を果たすはずですが、人員や施設が十分とは言えず、本来の目的を遂行できているとは言えない現状なのです。

公的機関のサポートには限界があるので、社会全体として大人が子どもたちの居場所を失わないよう支援する体制を確立しなければなりません。

そのためには、先ず社会全体の意識を変えることが不可欠です。社会全体で子どもたちを育てるという考え方が復活しないと、社会から弾き出される子どもたちを救うことが困難なのです。

子ども食堂に対する公的支援を強化し、様々な子どもたちを受け入れられる場として機能を拡充しよう！

子ども食堂のは、今や社会に不可欠な存在となっています。

ただし、民間の子ども食堂に任せきりにせず、現存の子ども食堂を公的機関がサポートしながら、貧困家庭だけでなく家庭に居場所のない子どもたちも受け入れられる施設として発展させなければなりません。

そのためには世論の後押しが欠かせないのです。