年式による下落率の大きさ
アウディの中古車が手頃な値段で購入できる理由の一つが下落率の大きさです。国産、外車を問わず中古車は年式が販売価格に影響すると言われています。
アウディは製造から3年程度の新しいモデルの下落率は30%前後ですが、7年落ちになると70%近くまで下がることも珍しくありません。同じ7年落ちでも国産車の下落率は高くても50%程度に留まります。
新車の平均相場が1000万円前後なので国産の新車と同程度の300万円まで値が下がる計算です。
年式が古いほど故障のリスクは高くなりますが、少しでも安く購入したい人は7年落ちを狙うという方法もあります。
メンテナンス費用が高くなりやすい
中古の販売価格が安い理由は購入後のメンテナンス費用の高さも理由の一つです。
エンジンを始めとした車に使われているパーツの多くは消耗品で使用に伴って劣化していきます。
パーツによっては不具合が重大なトラブルに繋がることもあるので購入後は定期的なメンテナンスを行わなければいけません。日本の自動車の製造技術は世界トップクラスでパーツ一つとっても信頼できる物だけを使用しています。
一方、海外の自動車メーカーは技術的に足りていない部分が多く、国産車に比べて故障や不具合が起こりやすいのは否めません。アウディも同様に年月の経過と共に故障や不具合の発生率が高くなりやすく、メンテナンスに多額の費用が掛かることもあります。
維持費を理由に敬遠されてしまうことで販売価格を下げざるを得ないというのが実情です。
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