なぜ颯は縁起が悪いといわれるのか
漢字の形と使いやすい読み方から颯は人気の漢字ですが、その由来を調べると縁起が良くない部分もあります。
実は颯という漢字には、今ではもう使われることがないですが現在の状態から少しずつなくなっていくことを意味する「衰退」も含まれているのです。
なぜ颯に無くなっていくを意味する衰退が含まれているのか、それは颯の漢字の成り立ちが関係しています。
この漢字の成り立ちは、部首となっている立ちは人間が立っている光景を意味します。人間が立って風を遮っている状態が少しずつ崩れていって、最終的に颯が出来上がります。
風における言葉の中に風化があり、これは物が喪失し人々の記憶からなくなることを意味する言葉です。
颯もその意味合いを含んでおり、立っている人が少しずつ崩れていって出来上がったことからやせ細るもしくは衰退という意味もあるのでこの文字を名前に付けると縁起が悪いといわれる理由です。
結論から言えば別に気にしなくてもよい
確かに颯という文字には、風化を意味する衰退ややせ細るなど縁起が悪い文字も含まれているのは事実です。しかし風には良い物も運んでくる意味もあるので、一概に颯が悪いということはないです。
そのため颯をつけると問題があるのかについては、全く問題がないので気にしなくてよいが正解です。
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