はしょるの語源と意味を解説!
そもそもはしょるとはどんな意味を持つ言葉でしょうか。国語辞典を見てみると「着物の裾を折り上げて帯にはさむこと」をはしょるといいます。
漢字では端折ると書くため、着物の裾を折り上げることを指す言葉だとわかるのがポイントです。別名「おはしょりにする」ともいわれていました。
裾をおり上げる理由は着物の裾を帯に挟むことで、動きやすくなります。また、雨に濡れないようにすることも可能です。折って短くするその部分からインスピレーションを得て、会話などで一細かい説明を省略して表現することをはしょると言うようになりました。
また、物事を進めるときに一部を省略して先へ進むことを指すこともあります。国語辞典に方言として掲載されていないことから、方言ではなく標準語です。
はしょるを言い換えると?
はしょるを言い換えると、意味により「スキップする」や「カットする」という言い方をすることもあります。一部の手順を省略して物事を先へ進めるときに使う言葉です。
動画などで不要なシーンを飛ばす時などにも使いますが、同じ言葉を使っていても意味が異なるため、よく確認しておくことが重要です。また、料理番組などで手順を省略して先へ進むときに、「割愛する」といった言葉を使うこともあります。
それ以外では細かい部分を略して簡単に表現する場合は、「簡略化する」・「簡単にする」などの言い回しをすることも多いです。どちらの意味で使える言い方となるのは、「省く」となります。
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