葬儀の映像を見たときに言い放った言葉
ガンダム作品におけるシャア・アズナブルの名言の一つに挙げられる「坊やだからさ」は、ガルマザビに言い放った言葉です。
ガルマザビはジオン軍における地球攻略部隊のトップであり、ジオン公国のトップにいる「ギレンザビ」の孫です。
ガンダムが配属されているホワイトベースが、ガルマザビのいる場所に降下したことで掃討作戦の任を受けます。
この時に友人のシャアと一緒に作戦に当たったわけですが、この最中にシャアの裏切りによってホワイトベースから砲撃を受けることで命を落としてしまったのです。
その後プロパカンダのために葬儀を行ったわけですが、この時の放映を見たシャアがガルマに対してつぶやいたというのが経緯です。
何も知らないことに関して苛立ちを募らせていたから
なぜ裏切っただけでなく揶揄するような一言を言い放ったのか、それはガルマは何も知らずに不自由なく育った子供と思っていたからです。
シャアは偽名であり、本来の名前はキャスバルレムダイクンでジオンを創設した第一人者です。地球からの自治権を獲得しようと奔走したが、そのさなかに突然の病気で倒れてしまいます。
その際に後継にデギンザビを指名したのですが、その裏ではデギンザビが毒を盛ったことが倒れたのが真相です。キャスバルは事の真相を知っていたため、ザビ家に対して復讐をしようと決めます。
学生時代から近くにいたガルマを見ていたシャアにとっては、自身の家系が何をしたのか知らないで育っただけでなく何食わぬ顔をして自身に近づいてきたことに関して心の中で憤怒します。
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