地球と宇宙の和平を願いミネバを連れて地球に向かう
リディ・マーセナスの最初の見せ場は、ミネバを連れて地球に向かう「バナージ奪還作戦」の時です。
地球と宇宙の軋轢を生んだ当事者の一人として、何とか事態の解決したいとリディに伝えます。
その意向を聞いたリディは、自身の父親が連邦軍のトップの一人と伝えたうえで事態解決のため話し合いをしてほしいと伝えミネバはそれを了承したのです。
しかし事態は急変し、バナージの居場所が分かったことで奪還作戦が始まってしまいます。
奪還作戦が激化していく中で、何とか脱走したバナージと偶然とはいえ合流することに成功します。モビルスーツの中にいるミネバに驚き、なぜ乗っているのかの真意を聞いて納得します。
そのうえでリディに対して「男と見込んだ」といい、無事に送り届けることに対して願います。
その願いを了承し、ある程度戦闘に参加した後に戦争を止めるためそしてバナージとミネバの願いをかなえるために地球に向かうというのが最初の活躍です。
絶望を乗り越え共に戦うことを決める
今回の事件の裏にあるラプラスの箱の真相とニュータイプに対する嫌悪感から、リディはユニコーン2号機「バンシィ」に乗り込んでバナージと対峙します。
憎悪をサイコフレームによって増幅化したリディはバナージに対して猛攻を仕掛けるが、その最中に割って入ったマリーダと戦います。
マリーダとかつての仲間たちの説得に心が揺さぶられたが、増幅した憎悪を抑えきれずマリーダを討ってしまいます。
討たれたマリーダは思念体となって、リディに語り掛け仲間たちのもとに戻るように伝えます。この言葉にによって正気を取り戻したリディは、かつての仲間たちに箱の真相を伝えたのです。
そしてリディは箱があるコロニーに向かっているさなかに、自軍が攻撃されている光景を見ます。そこにいたのが大型モビルスーツのネオジオングであり、そのパイロットのフルフロンタルと対峙します。
箱の内容は使いようによっては地球と宇宙の軋轢が決定的になってしまうリスクがあるため、箱の運命をかけて敵対していたバナージと共闘します。
この時の戦闘が、これまで憎しみの相手としてとらえていた人物との見事な連携で相手を追い詰める姿が最高の演出に挙げられるのです。
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