松下由樹のデビューは映画オーディション、主役より助演女優としてのスタート
松下由樹は、1986年7月9日生まれ、愛知県名古屋市の出身です。1983年、富田靖子主演の映画「アイコ十六歳」のオーディションを受け、12万7千人の中から選ばれ合格しています。
映画では、富田靖子演じるアイコの友人役としてデビューしています。その後、1989年に放送されたTBSドラマ「オイシ―のが好き」では初主演を務め、雑誌編集部契約社員役でバブル期の遊びに趣味にポップな女子を等身大で演じています。
そして、彼女を一躍有名にしたのは、1980年代から1990年代に流行したトレンディドラマに出演したことです。中でも、TBSドラマ「想い出に変わるまで」では、今井美樹の妹役で姉の恋人を奪う難しい役どころを演じ、その演技力に視聴者からのバッシングも受けるほどでした。その後、映画「波の数だけ抱きしめ」では、助演女優賞も受賞し、確たる演技を極めて助演女優の座を確立しています。
そんな松下由樹の演技の転換期が、1996年から始まった「ナースのお仕事」です。主演の観月ありさ演じる新米ナースの指導兼先輩ナース役として、先輩と後輩コンビを不動にし、シリーズ化、映画にもなり高視聴率を獲得しました。
その後は、時代劇「大奥」やバラエティーにも出演し、助演女優としての座を確立しています。色んな役をこなせる大女優の地位を我がものにしたのは、言うまでもありません。
女優だけじゃない、ダンサーでも活躍
女優の松下由樹ですが、実は、ダンサーでもあります。上京し高校を卒業した彼女は、1986年までアメリカへダンス留学をしています。
元々、松下由樹は、ダンスが得意で高校時代からジャズダンスやタップダンスなど習っていました。デビュー当時は、168センチの長身で体重は、47キロスレンダーで、当時の写真がネット上でも挙がっているので、探せば見つかるかもしれません。
留学後の松下由樹ですが、NHK「ヤングスタジオ10」で、ダンサーとしてレギュラー出演したり、シブがき隊のバックダンサーも務めるなど、ダンサーとしての活躍もしていました。
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