布施明とは
布施明は1947年生まれの日本人歌手です。2022年で75歳になります。
1965年にデビューし、1975年に「シクラメンのかほり」がミリオンセラーとなりました。その後は人気歌手の仲間入りを果たし、「霧の摩周湖」などのヒット曲でNHK紅白歌合戦の常連となります。
1979年の「君は薔薇より美しい」はカネボウ化粧品のCMソングで、のちに妻となる女優のオリヴィア・ハッセーと出会うきっかけになった曲です。
2人は言葉の壁を乗り越え、お互いの国を行き来したり国際電話で会話したりして遠距離恋愛を実らせます。
オリヴィアの前夫との間の子供で、8歳のアレキサンダーが布施明になついていたのも2人が結婚へ踏み出すのを後押ししました。
1980年に結婚すると布施明は渡米し、日本とアメリカを往復しながら歌手やミュージカル俳優として活動していました。
1983年に、2人の間に生まれた男の子の名前がマクシミリアンです。
しかし国際的な仕事からのすれ違いが原因となり、オリヴィアの浮気が発覚して1989年に2人の9年にわたる結婚生活は幕を閉じました。
オリヴィア・ハッセーと離婚
オリヴィア・ハッセーは1951年生まれのイギリス国籍の女優で、映画や舞台などで活躍していました。布施明より4歳年下です。
ドラマスクールで学んでいたところをフランコ・ゼフィレッリ監督に見初められ、1968年の映画「ロミオとジュリエット」のジュリエット役で世界的な人気者になりました。
しかし布施明と出会ったころは役に恵まれておらず、テレビが主な活躍の場所となっていました。
そのうえ、オリヴィアが前の夫と離婚したのは1978年です。
布施明との出会いのきっかけとなったCMの放送が1979年であることを考えると、傷心のオリビアが布施明に心惹かれたのは寂しさからなのかもしれません。
離婚のきっかけはオリビアが15歳年下の男性と浮気したことだと言われていますが、離婚当時は布施明がオリビアに支払った慰謝料が約3億円だったとも言われており、原因は布施明の方にもあったようです。
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