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ドラえもんの煽りセンスが人気?まとめ画像や日本国内での評判を調査してみた

漫画・小説
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歯に衣着せぬ物言いが特徴

『日本じゅうがきみのレベルに落ちたら、この世のおわりだぞ!』はドラえもんの煽り表現として特に有名です。ひみつ道具を勝手な理由で使おうとしたのび太をたしなめるためにドラえもんが言った台詞ですが、同じことを現実に言えばただの悪口と解釈されるおそれがあります。

また、のび太が「生きてるのがいやになった」と愚痴をこぼした際に微笑みながら『いつものことじゃない』と返答したこともあります。ドラえもんの煽り表現は非常に辛辣ですが、これは子供特有の歯に衣着せぬ物言いを表していると言えるでしょう。

ドラえもんは子供向けの漫画雑誌や学習雑誌に連載されていた漫画です。子供は大人とは違い、思ったことをそのまま言葉に出す傾向にあります。ドラえもんが辛辣な煽り表現を用いるのは読者である子供に親近感を持たせる演出の一環とされています。

のび太以外にも辛辣な物言いをぶつける

ドラえもんは本来、子守りを行うために作られたロボットです。ぐうたらな性格ののび太を立ち直らせる目的で未来から送られてきたので、のび太を辛辣に煽るのは一種のスパルタ教育のようなものと解釈できます。

しかし、のび太以外の相手にも辛辣な物言いをするのは紛れもない事実です。漫画を読んで大笑いしながら『こんなばかなことかく人は、ほんもののばかにちがいない。』と言うのは序の口で、タイムマシンで太平洋戦争中の日本へ行き、日本軍の兵士に向かって満面の笑みで「日本が負けるの。」と言う姿はわざと煽っているのではと思えるほどです。

このような煽りセンスの凄さから、ネットでは「カスみたいなことを言うドラえもん」の意味で「ドラカス」という俗称が使われるようになりました。